本展は去る2004年8月17日(火)から9月16日(木)まで、ハバナ国立美術館Museo Nacional de Bellas Artes及びアジアの家 Casa de Asiaにて開催されました。
オープニングレセプションは、8月17日(火)の夕刻、国立美術館にて催されました。
アベル・プリエート文化大臣、駐日キューバ共和国特命全権大使オルランド・エルナンデス氏、在キューバ日本大使館岩田達明全権大使等々にご臨席賜り、大変盛大なものとなりました。
油彩、アクリル、日本画、染、前衛書、立体等々、25種の異なった技法による現代日本作品の紹介は、現地関係者及びキューバ国民にとって大いに興味をそそるところとなり、国立美術館クラビホ館長からも「展覧会は大変好評で、会期中を通じ大勢の方が訪れている」との連絡があり、日本大使館からも、新聞・テレビなどに大きく取り上げられ、現地在住日本人の方から展覧会について問い合わせがあったとの連絡を受けております。
又、高田墨山氏による書デモンストレーションと遠藤光栄氏によるリアル・キューブ実験は、会場に集まった多くの方々が大変熱心に見入っていました。尚、リアル・キューブは引き続き美術館に展示されますが、連日大衆を魅了しているとのことです。
(左)ハバナ国立美術館全景
(右)カサ・デ・アシア入口風景
(左)オープニングにて国立美術館クラピポ館長の挨拶
(中央)オープニング風景
(右)在キューバ日本大使館岩田達明全権大使の挨拶
(左)会場展示風景
(中央)高田墨山氏による書デモンストレーション
(右)オープニング風景
銀賞:大和田 いずみ 『日光菩薩』『月光菩薩』油彩
優秀賞:馬場 重臣 『鏡獅子』木版画
優秀賞:堀井 孝雄 『源氏物語「花宴」』紙塑人形
優秀賞:川口 紘平 『(焼酎の肖像) Portrait of the Shoutyu』アクリル
優秀賞:嶋野 希道 『GUANTANAMERA』篆刻構成
『GUANTANAMERA』篆刻構成
優秀賞:竹林 和美 染色作品3点
優秀賞:田村 玉鈴 『夢』『好日』水墨
優秀賞:山崖 徹朗 『漆画・蒔絵・仮眠』蒔絵
パリ国際サロン賞:中野 耕一 『六月・日和見』『八月・刹那』アクリル
パリ国際サロン賞:田原 洗心 『延寿萬歳、七十年祝』刻字
テーラー財団賞:藤岡 弘 『金の鈴』和紙画
テーラー財団賞:北詰 眞弓 『疾れ』アクリル
テーラー財団賞:摩理夫 『生命誕生』『生命誕生』油彩
テーラー財団賞:宇佐見 國典 『五月の風』『青中夢』油彩
ドローイング賞:福代 君子 『鳴っている』油彩
ドローイング賞:大出 幸男 『アムステルダム・ダム広場』油彩
『テーブルの上の野菜とくだもの』油彩
ドローイング賞:大山 芳園 『波』『明』前衛書
ドローイング賞:魚地 伸宜 『ゆら、ゆら (引き潮)』水彩
功労賞:高田 墨山
功労賞:遠藤 光栄
功労賞:阿部 香枝
功労賞:泉澤 禾苑
功労賞:墨矢 昌子