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TOKYO世界展 巡回展

第2回TOKYO世界展-パリ2023-展覧会報告
現地展覧会名:Exposition de l'Art Actuel TOKYO édition de Paris 2023
和訳名:第2回TOKYO世界展-パリ2023-
会期:2023年5月18日(木)~21日(日) 
開催セレモニー:5/19(金) 18:00~20:00
会場:バスティーユ・デザイン・センター


アフタームービー
TOKYOからフランスへ...TOKYO世界展 -パリ2023-
第2回展となる「Exposition de l'Art Actuel TOKYO édition de Paris 2023(和名:第2回TOKYO世界展-パリ2023-)」は、2023年5月18日(木)より21日(日)までパリ11区バスティーユ・デザイン・センターにて開催、好評を博し、無事、幕を閉じた。
毎年8月、東京の国立新美術館で開催する「日本・フランス現代美術世界展」の国際巡回展として、昨年(2022)のパリ近郊ランブイエ市での第1回展に続き開催された本展は、フランス革命の発端となった、今やパリトレンドの最新エリア“バスティーユ”に拠を移し、日本作家作品とフランスの著名サロンを中心に活躍する作家作品を含む、国際色豊かな239点を展観した。
本展会場!パリ11区バスティーユ・デザイン・センター
ブルーを基調とした展覧会バナーに誘われ、天井高で大きく開いたエントランスをくぐり抜けた先に、陽の光が降り注ぐ会場が広がる。3フロアで構成された会場は、1850年頃より建築金物製造所の販売所兼ウェアハウスとして使用されていた歴史的建造物。外観はもちろん床、壁、内装のほぼ全てが当時のまま現存する。繊細かつ幅広い表現域に定評のある日本の現代アートと数世紀に渡りパリの街と歩んだ歴史的景観との見事なコラボレーションは、来場した全ての観覧者を魅了した。
夜遅くまでもりあがったオープニングイベント
会期初日、オープン直後より本展を心待ちにしていたという界隈の方々が来場、これを機に、祝日にもかかわらず、一般来場者が閉場まで次々に来訪した。
翌日も午前中から多くの来場者を迎え、本展オープニング・イベント“ベルニサージュ”を前に集まり始めた本展関係者らと、欧美/JIAS代表 馬郡文平はオンラインで再会、本展開催への喜びを共有した。18時を過ぎた頃、マイクで来場者に呼びかけ、ベルニサージュはスタート。
主催者 馬郡文平の開会の辞と「この作品群を前に作家達と共に創造という名の交流を図って欲しい」旨、メッセージが読み上げられ、特別協賛先であるサロン・ドトーヌ会長ギョーム ジル氏より「本展に協賛いただいた全アーティストらへの感謝とお祝いを。サロン・ドトーヌが本展の協賛者として名を連ね、共に開催を祝う事ができた事は光栄であり、この関係性の継続を願う。」とのご挨拶を賜った。
サロン・ビオレ名誉会長ロワリエ氏を来場者に紹介した後、ルサロン名誉会長ジャン・マリ・ザッキ氏は「カンパイ!」と高らかに開催を祝した。
その後、時間を追うごとに来場者は増え続け、ベルニサージュは最高潮を迎えた。皆、夜遅くまで会場内を何度も巡り、気になる作品の前で美術談義に花を咲かせ、写真を撮る方も多く見られた。
連日多くのパリジャン、パリジェンヌが来場
日本の新型コロナウイルスの5類感染症移行措置を受け、数年ぶりに日本作家らとご家族、ご友人ら数十名が来場。フランス現地の本展関係者、出品者、来場者らと積極的な芸術交流を図る様子に、コロナ禍以前の日常が戻ってきたかのようであった。
現地広報で増える来訪者
会場を管理するマダムも驚くほど、アート愛好者はもちろん、老若男女、カップルや家族連れまで、連日、多くのパリジャン、パリジェンヌが来場。インターネットやSNSでの告知、展覧会やギャラリーなどイベント情報掲載誌、近隣やパリ市内で配布した広報カードをみて来訪したという声も多く聞かれた。いずれも皆、作品と真摯に向かい合いながら時間をかけ観覧し、展覧会の主催者だとわかると、日本作家らに向けた賛辞、会場と展覧の調和への賛美、本展との出会いへの感謝の言葉などを残し、会場を後にした。
うれしいコメント!来場者の声
記帳に頂いたコメントを一部翻訳
・日本とフランスの文化の豊かさと、その調和の象徴となる崇高な展示会です!
・幸せな時間をありがとうございました。
・作品たちに見とれていました。
・Felicitation!! おめでとうございます!
・Vive le Japon! 日本万歳!
・次の会も期待しています!
・たくさんの才能の発見がありました。
・作家たちと一緒に観られて嬉しいです。
・おおくの興味をひく作品が飾られる素晴らしい場所。
・とても面白い場所(建物)の中に、作品の展示方法が素晴らしい!
・人生で一度は訪れるべき展覧会です!
じっくりと絵をたのしむ様子

5月にも関わらず朝晩の冷え込みは強く、吹く風も冷たかったが、会期を通し、本展を祝すような晴天に恵まれ、大盛況のなか、惜しまれつつ4日間の会期を終えた。

入賞者報告(準備中)

5月にも関わらず朝晩の冷え込みは強く、吹く風も冷たかったが、会期を通し、本展を祝すような晴天に恵まれ、大盛況のなか、惜しまれつつ4日間の会期を終えた。


入賞者報告
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