第16回パリ国際サロンは、去る2008年11月18(火)から23日(日)まで、パリ6区のコレクションプリヴェ美術館にて開催されました。
パリ国際サロン/ドローイング・版画コンクール 報告
2008年第16回パリ国際サロン展覧会報告 / 入賞者一覧
コレクションプリヴェ美術館
ネイル通りに華々しく掲げられた本展横断幕
芸術賑わう2008年秋のパリはまずサロン・ドトーヌに始まり、続くル・サロンを含む全5サロンの統一サロン“ART EN CAPITAL”がグラン・パレにて開催されました。
話題となった高田墨山氏による「エコールドパリ」垂れ幕
一衣帯水の手織り作品が本展をより一層独創的なものにした
第16回パリ国際サロンは、去る2008年11月18(火)から23日(日)まで、パリ6区のコレクションプリヴェ美術館にて開催されました。
毎秋開催される本展は、邦人作家と仏人作家の合同展覧会で、本年度もフランス側はポール・アンビーユやジャン・マリ・ザッキ、エルベ・ロワリエ、クリストフ・ロネル等現代フランスサロンを代表する作家を中心に26名の仏人重鎮作家が参加し、日本側も昨年を上回る156名の223作品の展覧となりました。
毎秋開催される本展は、邦人作家と仏人作家の合同展覧会で、本年度もフランス側はポール・アンビーユやジャン・マリ・ザッキ、エルベ・ロワリエ、クリストフ・ロネル等現代フランスサロンを代表する作家を中心に26名の仏人重鎮作家が参加し、日本側も昨年を上回る156名の223作品の展覧となりました。
オープニングレセプション
2008年11月17日18:30よりオープニングレセプションが行われた
仏国会議員ポール・ジャコビ氏挨拶には満場に喝采を博した
パリの芸術家や本展愛好家が詰め掛けた
芸術作品を前に意見を交換する文化が根付く
アンビーユやザッキ、ロワリエ、ロネル等現代フランスサロンを代表する作家
オープニングレセプションは11月17日(月)午後6時半より展覧会場にて催され、フランス人出品作家、美術界・政官界の関係者数百名が詰め掛け、大変な賑わいとなりました。
またアンビーユ氏、ザッキ氏、ロジェ・ブイヨ氏、オートコルス県議会議長・仏国会議員ポール・ジャコビ氏、代表馬郡による開会の挨拶には、満場に喝采を博しました。
またアンビーユ氏、ザッキ氏、ロジェ・ブイヨ氏、オートコルス県議会議長・仏国会議員ポール・ジャコビ氏、代表馬郡による開会の挨拶には、満場に喝采を博しました。
フランス人出品作家、芸術界・政官界の関係者数百名が詰め掛け、大変な賑わいとなった
個別部門 パリで個展
地下2階にて、スポットライトにより古代ローマ時代の空間の中魅力的に浮上する個展作品群
●パリ国際サロン個展部門
昨年に引き続き開催された「個展部門」では、地下2階に設けられたローマ時代の空間の中、5名の邦人作家各5作品、計30作品が独特な照明により展示され、大変な話題となりました。
寸評会
アンビーユ氏、ザッキ氏、パトリス・ド・ラ・ペリエール氏による寸評会が開催された
日本からの代表参観団11名もレセプションに先立ち行われたアンビーユ氏、ザッキ氏、ユニベール・デ・ザール誌編集長パトリス・ド・ラ・ペリエール氏による寸評会をはじめ、波戸場 承龍氏によるお茶のデモンストレーション、ジョルグ・アームレ画伯のアトリエ訪問等、欧美独自の現地美術関係者との交流を楽しみました。
アトリエ訪問
サロン・ドトーヌ、サロン・コンパレゾン等の主要サロンで活躍する作家のアトリエ
展示風景
サロン・ドトーヌ、サロン、コンパレゾン等の主要サロンで活躍する作家のアトリエ
種別から表現方法まで多様性に富む日仏総計290点の展示風景は、400年前に建立された歴史建造物独特の石造りの壁面と、日頃ルイ14世、アインシュタイン、ルノアール等世界の要人の書簡が展示されているショーケースにより展示され、一層オリジナリティーの高い展覧会として多くの来館者に高い評価を得ました。
2008年第16回パリ国際サロン 入賞者一覧
パリ国際サロン賞
パリ国際サロン賞:姜 賢三 “池 (金沢)”アクリル 72.7×90.9
アンビーユ賞
アンビーユ賞:筒井 義明 “ゆららさららと降りたまへ”油彩 100×80.3
ザッキ賞
ザッキ賞:青山 繁 “ほのぼのとした日” 油彩 75×93.5
ロワリエ賞
ロワリエ賞:野々山 澄雄 “絆”陶芸焼締 11×12×24
シュミット賞
シュミット賞:樋口 和夫 “古い館”油彩 72.7×90.9
特別功労賞
特別功労賞:高田 墨山 “耳従”前衛書 200×82
優秀賞
優秀賞:安藤 静 “遊(猫と鳥)” 混合 62×62
優秀賞:安達 緋佐子 “Insight”アクリル72.7×90.9
優秀賞:福岡 洋介 “爽” 紙工芸 100×80
優秀賞:陶山 広之 “古寺への道”切り絵 90.9×72.7
ロジェ・ブイヨ賞
姜 賢三 “池 (金沢)”アクリル 72.7×90.9
審査員
●ポール・アンビーユ(ル・サロン名誉会長)
●ジャン・マリ・ザッキ(ル・サロン名誉会長)
●エルベ・ロワリエ(フランス ポリテクニック大学教授)
●ロベール・シュミット(サロンコンパレゾン名誉会長)
●ロジェ・ブイヨ(美術評論家)
●審査アドバイザー:馬郡 俊文(欧州美術クラブ・JIAS日本国際美術家協会代表)
●ジャン・マリ・ザッキ(ル・サロン名誉会長)
●エルベ・ロワリエ(フランス ポリテクニック大学教授)
●ロベール・シュミット(サロンコンパレゾン名誉会長)
●ロジェ・ブイヨ(美術評論家)
●審査アドバイザー:馬郡 俊文(欧州美術クラブ・JIAS日本国際美術家協会代表)
副賞
●パリ国際サロン賞 1名:
2009年度にほんばし・ラセーヌにて個展
雑誌「美術の窓」にて作家紹介(3〜4ページ)
欧州美術クラブホームページにて作品、作家紹介、
インタビュー掲載
●パリ国際サロン賞、アンビーユ賞、ザッキ賞、
ロワリエ賞、シュミット賞 各1点:
次期『パリ国際サロン』招待出品
2009年度にほんばし・ラセーヌにて個展
雑誌「美術の窓」にて作家紹介(3〜4ページ)
欧州美術クラブホームページにて作品、作家紹介、
インタビュー掲載
●パリ国際サロン賞、アンビーユ賞、ザッキ賞、
ロワリエ賞、シュミット賞 各1点:
次期『パリ国際サロン』招待出品