NEPU代表作家
2020年NEPU代表作家/Les représentants UKIYO-É2020とは
Les représentants UKIYO-É 2020/2020年NEPU代表作家。
2019年に欧州美術クラブ/JIAS関係展にて発表された賞で「NEPU賞」受賞作家が誕生し、NEPU代表作家に選出されます。
この作家は新エコールドパリ浮世・絵美術家協会の活動を普及する目的で 【2020年を代表する公認作家】とし、1年間国内外で広報されます。
2020年NEPU代表作家
選出された代表作家
・阿万 孝司 AMAN Koji
・小野 功夫 ONO Isao
・瀬野 清 SENO Kiyoshi
・渡部 昇 WATABE Noboru
・河瀬 陽子 KAWASE Yoko
1年間の国内外での広報活動
第52回欧美国際公募 クロアチア美術賞展での招待出品・展示紹介(予定)
ラザレティ会場
ドゥブロヴニク市
第21回日本・フランス現代美術世界展(2020)での招待出品・展示紹介(予定)
国立新美術館
会場の模様
国内外で1年間広報されます
2020NEPU代表作家インタビュー
・阿万 孝司 AMAN Koji
Q:受賞した作品を制作することになったきっかけや、製作時に工夫した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせください
菊池渓谷は朝もやに光が射し幻想的な景観を持っており、いつか絵にしたい場所でした。
渓谷のすがすがしさ、光、水の透明感に気を遣った。
Q:普段の制作において、心がけていることを教えてください
感性を大事にし思い切って描くように心がけています。
Q:研究されている技法はありますか?
グリザイユ的画法でやってます。
Q:影響を受けたアーティストは?
「カミーユ・コロー」の霞がかった表現に魅かれ、画集を折に触れ開いています。
Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください
美しいものをより美しく、綺麗なものをより綺麗に描けたら最高です。
制作の様子
■略歴
ル・サロン(フランス美術家協会)準会員
JIAS日本国際美術家協会会員
20NEPU代表作家 現在に至る
宮崎県勤労者美術展「奨励賞」
宮崎市美展「特別大賞」
宮崎日日新聞総合美術展「ギャラリー賞」
宮崎県美術展「県民賞」
講談社フェーマススクールアートコンテスト「FAS賞」、「奨励賞2回」等
創元展「奨励賞」
ル・サロン展入選5回「MENTION賞」
パリ国際サロン展「ユニベール・デザール賞」「ロジェヴィヨ賞」「NEPU賞」受賞
アトリエ風景
授賞式にて
・小野 功夫 ONO Isao
Q: NEPU賞を受賞した作品を制作することになったきっかけや、制作時に苦労した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせ下さい。
この絵の題名『失われた時』は、フランスの作家マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』からの影響だが、私が確実に自分だけのものだと言えるもの、それは私の過去以外にはない。私の過去は今も増幅し構築を進めている。
Q:普段の制作において、心がけていることを教えてください
動物的本能とでもいうのか、喧騒であればあるほど静寂を求め。
動揺が強ければ強いほど、均衡を求める。少しでも、心地よいバランス、バルール、などかもしれない。
常に、構成と色彩の美しさを失わぬよう気をつかっている。
Q:影響を受けたアーティストは?
全てのアーティストの、作品から影響は受けている、あえて考えれば、若い頃感動した、アンリ・マチスはいまだに尊敬している。最近、光琳・宗達が見えてきた。
Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください
私自身についての展望は皆無。抱負は少しでも自分で満足出来る作品が描けるよう頑張るのみ。
アトリエにて
■略歴
1933年生まれ 本年86歳
1958年 東京芸術大学、油絵科卒業
1981年 美術団体現陽会展 文部大臣賞
1985年 パリ国際サロン魁展 優秀賞
2001年 ユーロリジョン現代美術世界展 大賞
2016年 日仏現代美術世界展 大賞
2019年 日仏現代美術世界展 新エコールドパリ浮世・絵賞
JIAS日本国際美術家協会 会員
仏テーラー財団 会員
授賞式より
・瀬野 清 SENO Kiyoshi
Q:NEPU賞を受賞した作品を制作することになったきっかけや、制作時に苦労した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせ下さい。
3.11東日本大震災関連作品の一つです。津波の迫る中、首輪の紐を引きちぎって生きのび、餌を求めて必死に生きようとする犬の姿を見て、これを絵にしよう!と思いました。テーマに迫る力強さ、迫真性をいかに出すかということに苦心しました。
Q:普段の制作において、心がけている事を教えてください。
日常生活の中で自然とインスピレーションが湧き上がってくるように、感性を豊かにするとともに、制作においては、自分の感覚のままに躊躇なく表現すること、そして作品全体が迫真性のあるものになるよう心がけています。
Q:研究されている技法はありますか?
構図、色彩、タッチ、マチエールなど、多様な表現方法を考え、どのテーマにおいても、対象の本質的なものに迫れるよう、研究していきたいと思っているところです。
Q:影響を受けたアーティストは?
レンブラントの自画像、ゴヤの『ボルドーの乳売り娘』、ゴッホのオーベル時代の絵、セザンヌの『サント・ヴィクトワール山』、ピカソの子どもの絵、日本では、雪舟の『破墨山水画』、北斎の波の絵、雲愛光の自画像などです。ほかにもメキシコ壁画やマコンデ彫刻どれも深く感動した作品です。
Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください。
しっかりとした実践的な自分の絵画制作論をもって、制作に取り組み、テーマを広げて、多様な表現方法を体得しておきたいと思っています。
アトリエ風景
■略歴
1949 三重県松坂市に生まれる。
1972-2009 京都府舞鶴市で中学校美術科教員を務める。
2009 退職と同時に制作活動をはじめる
第11回ドローイング・デッサン・版画コンクール
ロワリエ賞 銅賞
2010 第12回ドローイング・デッサン・版画コンクール
ザッキ賞
2011 第13回ドローイング・デッサン・版画コンクール
ロワリエ賞 銅賞
2013より毎年サロン・ドトーヌに出品
2015 ベルギー・オランダ美術賞展 パリ国際サロン賞
2017 イタリア美術賞展 準大賞
2017 第18回日本・フランス現代美術世界展 大賞受賞
2019 ル・サロン メンション受賞
2019 パリ国際サロン NEPU賞受賞
ル・サロン19会場
・渡部 昇 WATABE Noboru
Q1:NEPU賞を受賞した作品を制作することになったきっかけや、制作時に苦労した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせ下さい。
ダンボールにアクリルで描いたのは20年程前になります。
やはりモノクロで描いたのですが、今のような上紙を剥がす加工は思いつかず何か暗いだけの作風で暫く放置していました。
数年前「パリ国際サロン」の公募展を知り、久し振りにダンボールの作品を眺めていたら上紙を剥がすアイデアを思いつき出品。特別賞を受賞!受賞をキッカケに描き始めました。
以前からアメリカをテーマに制作していますが、アイデアを探す為、昨年(2018)約30年振りにNYへ行って来ました。資料となりそうな風景を撮影する際、移動は地下鉄を利用したのですが、
改札やホーム、車両を眺めていたら如何にもNYらしさが感じられ「地下鉄」をテーマにシリーズで制作しようと思ったのがキッカケです。
上紙を剥がしたダンボールのナミナミは当然ですが平行なので奥行き感を表現する為、部分的に切り貼りしラインの方向を変えました。モノトーンなので単調にならないよう気を使いました。
Q2: 普段の制作において、心がけている事を教えてください。
単に風景画ではなく以前から私のテーマである「視覚的に音を表現する」音楽や街の喧噪などが感じられるよう、構図や間の取り方、光と影を意識して制作しています。
Q3: 研究されている技法はありますか?
ダンボールの上紙を剥がす技法の他に、最近は部分的に切り貼りしてコラージュしていますが素材を活かした表現方法はまだまだあると思いますので、色々と試してみたいと思います。
Q4:影響を受けたアーティストは?
エドワード・ホッパー(画家)
ウィリアム・クラクストン(カメラマン)
ベレニス・アポッド(カメラマン)
Q5:これからの展望、今後の抱負を教えてください
Q3でもコメントしましたが、以前から音を視覚的に表現する事が私のテーマです。
作品を観る方が、例えば映画のワンシーンのようなドラマを感じ、イメージが膨らんでくる。
そんな作品を1点でも多く制作出来ればと思います。また数年前からテーマは同じで、立体作品も制作しています。SNS(FB、インスタ)に作品をアップしていますので、宜しければご覧ください!
■略歴
2007 「ハートランド展」入選
2013 「BLUES ARTS」展 浜松ジオラマファクトリー
2016 「三軌展」特別賞
2017 「パリ国際サロン ドローイング」特別賞
「ART&MODEL」展 横浜ランドマーク
「三軌展」入選
2018 「三軌展」入選
2019 「パリ国際サロン ドローイング」
事務局推薦でパリのギャラリーでミニ個展
ユニベール・デザール賞
2020 「パリ国際サロン」出品招待
「三軌展」新人賞
「日本・フランス現代美術世界展」
NEPU賞
2020 クロアチア展に出品招待
ギャラリー・デュ・マレにて
・河瀬 陽子 KAWASE Yoko