受賞者インタビュー
第15回日本・フランス現代美術世界展 大賞
新旧の建物、光と影の対比の美しさが目に留まり、作品にしてみようと思いました
宮向井 勇 「路地裏」アクリル 94.5×76
受賞者インタビュー
- まずは受賞の感想をお聞かせください
- とてもうれしいです。ありがとうございました。
- 本作品を製作することになったきっかけや、制作時に工夫した点、気を遣った点などあれば、お聞かせ下さい
- 岐阜市材木町を散策していたところ、印象に残った路地裏がありました。
新旧の建物、光と影の対比の美しさが目に留まり、作品にしてみようと思いました。
そこで、できるだけ影の多い秋から冬の季節を好んで描きました。また背景を夕焼けにして、ノスタルジックさを出してみました。
- ご自身の制作や日本国内外問わず今後の抱負などお教えください
- とにかく、これからも変わらずに絵を描いていくことだと思います。
- 近年手掛けているテーマがあればお聞かせください
- 路地裏です。その中でも新旧の建物が共存しているところです。
- 研究されている技法はありますか?
- 油画のようなマチエールをもったアクリル画
発色をよくするための絵具の使い方
理想的な構図
- 影響をうけたアーティストは?
- バルティス、北斎
宮向井 勇 プロフィール
1956年岐阜県に生まれる
金沢美術工芸大学 美術工芸学部 美術学科 油画専攻卒
2011年第12回日本・フランス現代美術世界展 フナオカ賞
2013年第14回日本・フランス現代美術世界展 パリ国際サロン賞
2014年第15回日本・フランス現代美術世界展 大賞
他にパリ国際サロン、欧美国際展多数出品
<所属>JIAS日本国際美術家協会 会員
岐阜県芸術文化会議 理事
第16回日本・フランス現代美術世界展での特別展示
大賞の副賞として、2015年8月5日から開催される第16回日本・フランス現代美術世界展に於いて壁面での一面展示が予定されています。