NEPU代表作家
2016年NEPU代表作家/Les représentants UKIYO-É2016とは
Les représentants UKIYO-É 2016/2016年NEPU代表作家とは、2015年に欧州美術クラブ/JIAS関係展にて発表された賞で、2015年は5名のNEPU賞氏受賞作家が誕生し、NEPU代表作家に選出されました。
この5名は新エコールドパリ浮世・絵美術家協会の活動を普及する目的で 【2016年を代表する公認作家】とし、1年間国内外で広報されました。
主な展覧会では「パリ国際サロン第30回記念展」、「第17回日本・フランス現代美術世界展」にてNEPU公認の代表作家として2016年の1年間、国内外へ広報されました。
2016年NEPU代表作家
選出された5名の作家
船田 春光、熊谷 睦男、小村 順、朋百香、臼井 法子
1年間の国内外での広報活動
欧美国際公募 第48回コルシカ美術賞展(フランス)での招待出品・展示紹介
第48回コルシカ美術賞展 バスティア市アルボル会場
NEPU代表作家として招待・展示された
第17回日本・フランス現代美術世界展(2016)での招待出品・展示紹介
第17回日本・フランス現代美術世界展 国立新美術館
NEPU代表作家として招待され、紹介展示された
パリ国際サロン第30回記念展(2016)での紹介・活動紹介
会場にも協会の主旨や発足経緯を展示
出品のあった代表作家が紹介される
フランスに流れを作るべく今後も活動を続けます
2016NEPU代表作家達インタビュー
小村 順 KOMURA Jun
Q:受賞した作品を制作することになったきっかけや、製作時に工夫した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせください
新幹線から見る富士山の季節、時刻で変化する美しさに魅せられ、いつか作品に出来ればと思っていました。しかし私の想いの万分の一も表現出来ませんでした。
Q:普段の制作において、心がけていることを教えてください
作品を見てくださる方が、たとえ一時でもホッとなごんでいただけるようにと願っています。。
Q:研究されている技法はありますか?
数多くあるローケツ染めの技法を組み合わせより多様な表現方法を考え出し作品に深味を出せればと思っています。
Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください
誰も見たこと、感じたことの無い美しさを表現出来ればと思いますが、それがどんなものかまだ具体的に理解しておりません。
■略歴
パリ国際サロン
2006年 第14回〜第30回出展
2015年 第29回 ミニ個展部門出展 浮世・絵賞授賞
日本・フランス現代美術世界点
2007年第8回〜第17回出展
その他美術賞展
サロン・ドトーヌ
2011 日本代表作家部門 入選
2012 欧州美術クラブ推薦作家部門 入選
2014,2015,2016 入選
小村 順 「美わしき山」染色(山羊皮)、91×65.2
(2015年 第29回パリ国際サロン 浮世・絵 NEPU賞)
熊谷 睦男 KUMAGAI Mutsuo
Q:受賞した作品を制作することになったきっかけや、製作時に工夫した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせください
平泉世界文化遺産毛越寺の重要無形文化財である「延年の舞・老女」に魅せられて描き続けています。
特に、東日本大震災で多くの親族、友人、知人が犠牲となり、その鎮魂を願い、平泉の光明に犠牲者の霊が浄土で成仏できるよう願いを込めて描き続けています。
Q:普段の制作において心がけている事を教えてください。
性格の用件として、シンプル・シャープ・フレッシュの三要素を重視しています。
Q:研究されている技法はありますか?
日本の伝統技法やモダンテクニックを研究し、制作に生かすこと
Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください
加齢と共に、体力の衰えを感じるようになりました。
描き続けられるうちは、ライフモチーフとしての延年の舞を描き続けたいと思っています。
略歴
1934年 岩手県陸前高田市高田町生まれ
1957年 岩手大学学芸・甲一・美術一科卒
1966〜89 創造美術会所属《‘66新人賞(会友)、’71金賞(会員)会員賞2回》
2004〜16年 欧美国際公募展《‘12スペイン展・大賞》
パリ国際サロン《‘06ロジェ・ブイヨ賞・’12大賞》
日仏世界展《‘12&’15NEPU賞、‘14パリ国際サロン賞》
2007〜16年 ル・サロン入選出展(通算入選9回)《‘12銅賞》
2008年 日仏交流150周年記念芸術祭OASIS in Paris 《グルネル賞(最高賞)》
2010年 にほんばし・ラセーヌ企画個展「熊谷睦男の世界」展
2011年 盛岡市・盛久ギャラリー企画個展「熊谷睦男油彩画展」
2012年 盛岡市・盛久ギャラリー・東北六魂祭企画「棟方志功と熊谷睦男二人展」
2013〜16年 サロン・ドトーヌ入選出展
2014年 ギャラリー・デュ・マレ委託展示(3点)
所属
ル・サロン永久会員 JIAS会員 NEPU創立会員
採光会会長
熊谷 睦男 「延年の舞・老女<鎮魂X>」油彩 102×82.3
(2015年 第16回日本・フランス現代美術世界展 浮世・絵 NEPU賞)
朋百香 Tomoko
Q:受賞した作品を制作することになったきっかけや、製作時に工夫した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせください
これまでは どちらかと言うと 墨、アクリル、和紙のコラージュなど色彩も多く使い自分の内面を表現した作品が多かったのですが 受賞作品は「いらないもの」をすべて取り除いて ごくシンプルにほとんど墨で描きました。
題名の「no excuse」も言い訳のようにゴタゴタ装飾しないで シンプルに描くことを宣言したものです。
Q:普段の制作において心がけている事を教えてください。
昔からの日本人が愛してきた墨と和紙を使いながらも現代的なセンスも活かして進化した ネオ・ジャパネスクを表現したいと思っています。
Q:研究されている技法はありますか?
日本に昔からある技法、ぼかし、滲み、墨の掠れなど いかに現代的に表現するか試行錯誤をくり返しています。
Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください
これからも墨と和紙を使って 新しい表現を模索しながらも その根幹では いつも 日本人の魂を抱きながら創作してゆきたいと思います。
略歴
1955年 埼玉県生まれ、東京育ち。山脇学園短期大学卒。
幼い頃より叔父である洋画家、長岡忠三郎に水彩画を師事。
学生時代には画家、故・能川昭典氏に油紙を師事。
短大卒業後は実家の日本料理店を手伝いながら絵を制作。
1979年結婚、出産、子育てを経て1992年植物画に出会う。以来13年間植物画に魅了され様々な植物を描き続ける。その後パステルや水彩など画材を変えながら独自の表現方法を模索。現在は和紙に墨、アクリルなどで抽象画を表現している。2005年JIAS日本国際美術家協会に出品。以後毎年出品。銀座ギャラリーアガペー、自由ヶ丘2nd Stage、代官山ヒルサイドテラス、スターポエッツギャラリーなどで個展。
2008年京都の作家、岩倉ミケ氏監修のもと「京都タロット」の製作に入り全78枚のカード絵を2014年に完成。2016年11月京都にて原画展開催。
2006年 箱根神社に「龍の夢」ご奉納。
2012年よりサロンドトーヌ入選以後毎年出品。
2015年 パリ国際サロンで「新エコールドパリ浮世絵賞」受賞
朋百香 「no excuse」ミクストメディア、65.5×97.2
(2015年 第29回パリ国際サロン 浮世・絵 NEPU賞)
臼井 法子 USUI Noriko
臼井 法子 「博多祇園山笠」水墨/ペン、90×60
船田 春光 FUNADA Shunko
船田 春光「Assiduité(精進)」装芸画 80×65